なぜiPhoneは定価より高く売れるのか?買取額が定価を超える4つの理由
Apple で定価で買った新品の iPhone が、買取店では定価より高く売れることがあります。一目瞭然 - 買取比較 -の集計では、いま利益が出ているのは次のモデルです(10月1日 10時時点)。
- iPhone 18 Pro Max 256GB(バーガンディ):最高 263,000円(買取BASE(宅配のみ))、定価 239,800円 → 利益 +23,200円(+9.7%)
- iPhone 18 Pro Max 512GB(バーガンディ):最高 293,000円(買取BASE(宅配のみ))、定価 274,800円 → 利益 +18,200円(+6.6%)
- iPhone 18 Pro Max 1TB(バーガンディ):最高 359,000円(買取BASE(宅配のみ))、定価 344,800円 → 利益 +14,200円(+4.1%)
なぜこんなことが起きるのでしょうか。業界でよく説明される理由は、大きく4つあります。買取店の内部の事情や税の扱いには外から確かめきれない部分もあるので、ここでは「一般にそう説明される構造」として紹介します。
1. 日本の iPhone は、世界的に見て安い
Apple が日本で付けている定価は、ドルなど他の通貨に換算すると、ほかの国より安めになりやすいと言われています。円安のときは、その差がさらに広がります。
買取店が買い取った新品の iPhone の多くは、香港・中国・中東・東南アジアなど、iPhone がより高く売れる地域の業者に販売されていると言われています。「日本で定価で買って、海外で高く売る」ときの差額が、定価を超える買取額の元になっています。
2. 輸出と消費税の関係
日本から海外へ輸出する取引には、消費税がかかりません(輸出免税)。また、古物商が一般の人から品物を買い取ったときは、消費税を払ったものとして扱える特例があるとされています。
この2つが組み合わさると、輸出する買取店は、定価に含まれる消費税(約10%)の分を実質的に取り戻せるため、その分を上乗せして買い取れる、という説明がよくされます。ただし、こうした仕組みは税制の見直しの議論の対象にもなっていて、今後も同じとは限りません。税の扱いについて詳しく知りたい場合は、税務署や税理士に確認してください。
3. 発売直後の品薄
新型の発売直後は、国や地域によって手に入りにくかったり、発売が遅れたりすることがあります。その間は「すぐに手に入る新品」に高い値段が付きやすくなります。時間がたって世界中に行き渡ると、定価を超える幅(利益)は小さくなっていくのが普通です。売るタイミングについては「iPhoneの買取価格が上がる時期・下がる時期」も参考にしてください。
4. 人気のモデル・色に需要が集中する
海外の需要は、特定のモデルや色に集中しがちです。大きい画面の上位モデルや、そのモデルを象徴する新しい色は高く売れやすく、そうでないものは定価を下回ります。
同じモデル・容量でも、色で大きく変わります。たとえばiPhone 18 Pro Max 256GB(10月1日 10時時点)では、買取BASE(宅配のみ)の買取額はバーガンディが263,000円でいちばん高く、ブラックは−24,000円、グレイシャーは−27,000円、シルバーは−30,000円でした。詳しくは「色による減額とは」をご覧ください。
逆に、需要の少ないモデルは大きく定価割れします。いまいちばん定価を下回っているのはiPhone Air 1TBで、定価 294,800円に対して最高でも 157,200円、−137,600円(−46.7%)です(10月1日 10時時点)。
定価より高く売れるかどうかは、日々変わる
ここで挙げた理由は、為替、海外の需要、在庫の状況などで毎日のように変わります。昨日は利益が出たモデルが、今日は定価割れということもあります。一目瞭然 - 買取比較 -では、各店の買取価格を自動で集め、Apple の定価に対する利益率の高い順に並べています。売る前に、いまの順位と色ごとの減額を確認してください。